秋の神津島女子旅🛫
※本コラムは、東京愛らんど広報事務局某スタッフが一観光客として実際に経験した事実を記したものです。あくまでも一個人の経験談ですので、何卒ご承知おき下さい。
※本コラムの内容は、令和5年10月現在のものです。
神津島に東京愛らんど広報事務局スタッフ2人で行ってきた旅行記をみなさまにお届けします💌
旅のメンバーは魚介類が大好きなスタッフA。
そして魚介類(マグロと海苔とワカメ、鰹節は除く)、潮の匂いが苦手なスタッフB。
そんなアンバランスな私たちが行った神津島は星空保護区®に認定されていることはご存知でしょうか?
星空保護区®とは…
●光害の影響のない、暗く美しい夜空を保護・保存するための優れた取り組みを称える国際認定制度
●2020年12月に東京都として初めて神津島が認定された
●参照:神津島観光協会
このような美しい星空を観に、10月16日から1泊2日で神津島に行ってきました!
~出発、そして到着!~
今回は調布飛行場から飛行機で神津島に上陸します!
飛行機というので大きいのを想像していましたが、19人乗りの小型機でした。歩いて飛行機に乗るなんて新鮮でした。
11時の便で飛び立ち、数十分で、本州に一番近い大島を先頭に利島・新島・式根島が見えました👀
パンフレットなどで島の全景写真を見たことはありましたが、肉眼で見ると山の高低差がはっきりと見えて本当に行くんだなと実感が湧いてきました。
飛行機から降りると強風が吹き荒れていました。
詳しい気温は覚えていないのですが、10月中旬にしては思いのほか暖かかったです!
島の人には半袖を着ている方も…!
島に行く服装にとても悩みましたが、16日は薄い長袖のシャツ、17日はニットにしました。
結果的には夜は肌寒く日中は暖かかったです。
基本は車移動でしたが、険しいところが多いので歩きやすいスニーカーがおすすめです◎
空港に迎えに来ていただいたレンタカーに乗り
まずは昼食のために「よっちゃーれセンター」さんに向かいます!
ですがここで注意⚠
空港から市街地に向かうまで急カーブが多いことに加え、島内には信号機が1基しかなくまさかのノンストップ地獄です!車酔いしてしまう方は酔い止め薬が必須です⚠
~お昼ご飯~
前浜海岸を過ぎ、神津島港近くの「よっちゃーれセンター」さんで昼食をいただきます。
お昼時ということで、島で働く方々で溢れていました。
いくつかある定食は、どれもメインにご飯、味噌汁、小鉢、明日葉のかき揚げがつく大ボリュームで、すべて1000円で食べられることにとても驚きました!
スタッフAは「よっちゃーれセンター」の名物である「金目鯛の煮付け」を食べました!さらっとした煮汁にふっくらとした身の淡白な味わいが上品!
魚が食べられないスタッフBは唯一の魚以外のメニュー「生姜焼定食」を食べました。かき揚げに使われている明日葉は、揚げてあるからかとても甘く感じました!
~名所めぐりと伝説~
昼食後にあちこち名所をまわりました🚙
前浜海岸に着き、二人で「うわ~~!」と思わず声が出るほど感動しました。どこまでも海が横にも奥にも続き、これぞ「ザ・島」でした。
神津島には「水配り伝説」というものがあるそうです。
遥か昔、伊豆諸島の神々が神津島に集い、生きるための水をどのように分配するか話し合うも難航し、その翌朝に先着順で水を配ることになりました。続々と各島の神様が到着する中、利島の神様だけは寝坊し、残っていた水はわずかでした。それに怒った利島の神様は水に飛び込んで大暴れし、飛び散った水が今も神津島に残る数々の湧水となったそうです。
この様子を表した「水配り像」は神津島港から徒歩10分ほど離れた、前浜海岸沿いにありました!
手前で寝ているのが利島の神様だとすぐにわかりますね!
甘美でロマンチックな伝説とは違いますが、神々が集まった島だと思うとご利益がありそうです。
その他の観光名所もめぐりましたが、特に印象的だったのは赤崎遊歩道。
本当にこの飛び込み台から飛び込むの!?とつい足がすくみました💦
~美しい星空~
星空を見るスポットは、高台で見ることができ十字架と星空が映えそう!
ということで「ありま展望台」に決めました✅
日没の17時半を超えると徐々に暗くなっていきました。
日中はとても暖かかったのですが、薄いシャツということもあり日が沈むにつれ寒くなってきました。
※夕方は冷え込むので上着などの防寒対策は怠らないでください⚠
真っ暗になる前の夕暮れ時は、どこまでも続きそうなグラデーションに癒されました。
いざ真っ暗になると星空保護区に認定されているだけあって、神津島の星空はまさに別格!
今回は天気にも恵まれ、雲がまったくなく、辺りが真っ暗なので全方位に星!ほし!星だらけ!🌟
肉眼で見てもらわないとこの感動は伝わらないのですが、スタッフAのスマホで撮った写真をお届けします💌
やはりこの感動は現地で見てもらいたいものです🌟
~夕食~
「Hyuga Brewery」さんで夕食をいただきます。
といってもほとんどが魚介類なので、スタッフAが美味しくいただきました。
くさやチーズ春巻きはチーズのまろやかさとパンチの効いたくさやが食べやすい味わいでした!なんとなくエスニック料理っぽい…。くさや入りペペロンチーノも独特な香りがクセになります!塩辛バケットは、塩辛=ごはんのイメージだったのですが、こんなに合うんだと感動しました!
スタッフBは名物の明日葉ピザやサラダを中心にいただきました。
「Hyuga Brewery」さんといえば地ビールを製造していらっしゃいますよね🍻
明日葉の風味が感じられる「Angie(アンジー)」など、お料理にもよく合う個性的なビールを楽しみました!
ちなみに「Angie(アンジー)」のほかにも、「向日葵」「燈」などの地ビールは、竹芝にあるアンテナショップ「東京愛らんど」でお買い求めいただけます🛍
また、訪れた際に製造・開発中と伺った山葡萄を使ったビール「ワイルドボンバー」も期間限定で販売中です🍇
~天上山登山と郷土資料館~
宿泊は「ホテル神津館」さんにお世話になりました🛏
豪華な朝ごはん✨
スタッフAにとっては大好きでたまらない「赤イカ入塩辛」が朝食に出てきて幸せでした😋
干物と塩辛を食べられないスタッフBはスタッフAに食べてもらいました。
17日もいろんな名所をまわりました。
神々の会議が行われたといわれる天上山の山頂は「不入が沢(はいらないがさわ)」と言われ、
今も神聖な場所とされています。
その道中に不動池というハートの形をしたパワースポットがあると聞き、なにそれ!かわいい!と目指すことにしました。
この日は水の量が少なめだったようですが、ちゃんとハートの形が見えました💙
池の向こうには式根島、新島、利島も見えますね!
ハート池の入口には鳥居があり、神々しく厳かな雰囲気からエネルギーをもらえました。
左から、アキノキリンソウ、リンドウ、イズノシマウメバチソウ
登山中に色々な季節のお花に出会えました🌼
天上山登山のヒント💡(神津島観光協会のHPから詳細をご確認ください)
●標高572mの低山で登山道も整備されているので、お子様や初心者でもチャレンジしやすい山ですが、服装や持ち物、登山の注意点をご確認の上、お楽しみください。
●6合目まで車で行くことも可能。登山口にある杖を借りることができます。
●ハート池を目指す場合、地図があっても道が分かりづらいため、ガイドを事前予約して一緒に登るのがおすすめです。
さらに多幸湾にある多幸湧水にも!
湧水なのでもちろんそのまま飲めます。雑味が全く無くすっきりとした味わいで、登山後の疲れに沁みる~!
多幸湾で見つけたおとめ座ベンチ♍島内に12星座のベンチがあるそうです!
お昼は「` AILANA / 上のあいらな」さんでいただきました。
島に来て初めてがっつり系の食事を、パッションフルーツジュースとともに美味しくいただきました😋
アイラナバーガーはレタス、トマト、ベーコン、オニオン、チーズ、パティが入っています。
一口では入りきらないほどサイズが大きく、二人ともお腹がはちきれそうでした。
神津島のお土産屋さん「黒潮商会」と「丸島土産店」で「神津島サイダー」と「神津島サンドブラストグラス」を購入。
瓶とグラスが太陽に照らされ、キラキラ輝いて綺麗でした✨
サイダーの青い瓶は海の色とお揃いですね!🌊
最後は神津島村郷土資料館で島の歴史や暮らしを勉強しました。
私たちはスケジュールの関係で最後に行ってしまったのですが、
島のことを知るためにも、最初に行くことをおすすめします◎
~最後に~
スタッフA
全体を通して、混雑しているリゾート地とは違い、どこに行ってもその場所を独り占めできるのがロマンチックに感じました。一人だけの時間、二人だけの思い出、家族だけの空間、など色々な物語が生まれそうな、夢のような世界に浸る旅となりました❣️
スタッフB
振り返ると、「魚介類が苦手でも、泳げなくても、島を楽しむことができる」と改めて感じました。特に星空に関しては、建物に邪魔されず星空に没頭できるという点に新鮮味を感じました。日々のあれやこれやを忘れられる2日間になったと思います。
さて次はどこの島に行きましょうか🤔💭次回のコラムをお楽しみに!
参考リンク
大島・利島観光コラム(1日目)はこちら (2日目)はこちら (3日目)はこちら
新島・式根島観光コラムはこちら
三宅島観光コラムはこちら
御蔵島観光コラムはこちら
青ヶ島観光コラムはこちら