新島・式根島の秋冬旅🍂
※本コラムは、東京愛らんど広報事務局某スタッフが一観光客として実際に経験した事実を記したものです。
あくまでも一個人の経験談ですので、何卒ご承知おき下さい。
※本コラムの内容は、令和5年10月現在のものです。
新島・式根島といえば夏の青い海、白い砂浜、サーフィン…
…
……
だけではもったいない!!!
秋冬に行きたい温泉、ランニングしたい道、人々の温かさがそこにはあります!
私なりの新島・式根島の過ごし方 秋冬バージョンをご紹介します🍂
~1日目 新島~
竹芝からジェット船に乗っておよそ2時間半後、新島に到着しました🚢
※当時は大型客船さるびあ丸が整備中で、ジェット船が連日就航していました。
基本的に秋冬は大半の方が大型客船を利用されるそうです。
新島に到着すると、お世話になる民宿一本松の方がお出迎えしてくれました。今回は民宿もレンタカーも一本松にお願いしました。
レンタカーに乗り換え、まずは腹ごしらえ、ということで新島名物の島寿司を食べに栄寿司にお邪魔しました🍣
島寿司とは、昔、島民が漁に出られなかったとき、魚を漬けにして飢えをしのいだことがルーツとなっているようです。
キハダマグロ、カンパチ、メダイと冬のネタをいただきました。
からしは別添えかネタにのせるか選べます。わさびやからしが得意ではないのに調子に乗ってネタの上にお願いしたら辛かったです笑
とてもお腹がすいていたので9貫もペロリでした😋
その後、石山展望台に向かいました。海も空も水色が映えて別世界に来たようでした!
周囲に何もないので無心になって大自然を感じました。
前日に雨が降っていたので地面の水たまりに空の水色が反射していたのも、とても綺麗でした。
新島のあちこちにはモヤイ像という石像が100体以上います。
モヤイ像は、イタリアのリパリ島と新島でしか採れないコーガ石という珍しい石でできているとのこと。
石山展望台にもモヤイ像がいました!こんにちは!
\モ“ア”イじゃないよ!モ“ヤ”イだよ!/
続いて、パルテノン神殿に行ってきました!
……というのは冗談で、湯の浜露天温泉に行ってきました。こちらもコーガ石でできていてギリシャ建築のような見た目ですよね。
入口も日本ではないみたいです。日没前の早めのお風呂でしたが、海が目の前にあり、絶景とともにほかほかになれました🔥
※24時間、無料、水着着用
↓↓モヤイをさがせ!↓↓
湯の浜露天温泉から徒歩圏のところ、新島港船客待合所前の広場に光と風と波の塔がありました。
こちらもパルテノン神殿のような雰囲気ですよね。
コーガ石でできている展望台で、観光スポットとしてはマイナーですが、映える窓を発見しました👀
そして、新島といえば!羽伏浦海岸の特徴的なメインゲート!
白いゲートと青い海、青い空のコントラストがまさにアート。体が勝手にカメラを向けていました📸
この日の晩ご飯はやきとり大三にしました。外観を撮り忘れましたが、赤提灯に暖簾がかかっていて、THE焼鳥屋さんでした🏮
大三名物に金目鯛のネギマがありますが、串に刺さった金目鯛!?という斬新さに驚きつつ、塩で味付けされていてとても上品でした。
ほかにも島焼酎とともに、魚のすり身「たたき」を揚げたものやくさやもバクバクいただきました!
民宿一本松に戻るとかわいい猫がお出迎えしてくれました🐈 一本松には猫が4匹住んでいるようですが私は2匹しか出会えませんでした。
とにかく可愛すぎてじっと見つめていると、民宿の方からご厚意で猫用おやつをいただき、癒し空間にほくほくしました💓
~2日目 新島→式根島~
2日目は朝のランニングから始まりました。
夏のランニングは暑すぎて個人的に苦手なのですが、秋冬の新島を五感で楽しみながら走るのはとても気持ちよかったです💨
その後、十三社神社に移動して参拝しました。早朝の曇り空もあいまって、厳かな雰囲気と大自然のパワーを感じられました。
お腹がペコペコになったので7時から営業しているかじやベーカリーへ。たまごサンドをいただきました🥪
島民のご家族の方も買いに来られていて、みんなに愛される街のパン屋さんだなとほっこりしました。
朝活後の一つ目の行先は、新島ガラスアートセンターにしてみました。
残念ながら、隣接されているガラスアートミュージアムは、リニューアル中で令和7年度まで閉館とのことでした。
新島ガラスはコーガ石を溶かして作られ、きれいなオリーブグリーンに輝くのが特徴です💚
アートセンターには独特な形をした作品が至る所に飾られ、こちらがミュージアムなのではないかと錯覚してしまうほどです。
実際のミュージアムも気になるので、リニューアルオープンしたら行ってみたいと思いました。
続いてはコロッセオ……ではなく親水公園に行きました。こちらもコーガ石で作られていて遺跡みたいですね!
草の緑と流れる水のコントラストに、物語の世界に迷い込んだような気分にもなりました💭
次は、連絡船で約15分の式根島に移動しました🚢
まずは式根島を感じられる昼ご飯を探しに島内のスーパーをまわり、
ファミリーストアみやとらで名物のたたき丸を入手し、おくやまでづけ丼を入手しました。
たたき丸は具が入ったごはんのまわりに魚のすり身「たたき」をつけて揚げられたものだそうです。
中のごはんも具もぎっしり詰まっていて、素朴だけどガツンと来る味わいでした。
づけ丼は1日目に食べた島寿司が丼になったような印象で、贅沢な昼ご飯となりました✨
しかも、松が下雅湯の足湯で暖を取りながらという贅沢極まりないロケーションでいただき、
足元からリラックス効果を得ながら、島のおいしさでお腹を満たしながら、目で海を堪能し、東京都にいるとは思えないような体験でした!
続いて、東要寺で説法を受けることにしました(要予約、説法は1時間程度)。
さすが式根島の住職さんというだけあって、趣味としてサーフィンを楽しまれているようです。
そんな様々な経験をされている方が紡ぐ言葉の一つ一つには力強さと重みがあり、今後の生き方について考えさせられる時間となりました💭
境内にはイヌマキの木という東京都の天然記念物に指定された樹齢約900年の巨木があり、とにかく存在感がすごく大地のエネルギーを感じました!
その勢いのまま、さらなる大地のエネルギーを求めて神引展望台に向かいました。
新東京百景に選ばれているだけあって、目の前に広がる青い空、青い海に圧倒されました🌊
昼には快晴になっていたので対岸の新島もはっきり見えました。
景勝地に浮かれていたら、帰り道で迷ってしまい、どこに辿り着いてしまうのだろうと焦りました。
みなさんは看板をよく確認して道を間違えないようご注意ください😢
そしてそして、式根島の大地のエネルギーを全て吸い取ろうかという勢いで、地鉈温泉に向かいました。
温泉までの道が若干険しいのですが、鉈で割ったような岩山の中を歩くという初めての経験に、探検しているかのような気分になりました。
海中温泉なので、海水の色と温泉の色が混在していて、興味深かったです🤔
※24時間、無料、水着着用
晩ご飯は宿泊先のゲストハウス&ダイビングサービスひだぶんで新鮮な魚を堪能しました。
刺身に焼き魚にたたきに煮魚まで🐟 一日動き回った体にエネルギーチャージできました🔋
美味しく品数も多い和食や細やかなおもてなしにゲストハウスの方の温かみを感じられました。
また、他の宿泊客とも会話が弾み、港区から来たという方とは釣った魚の話で盛り上がりました。こんな交流もゲストハウスならではですね🤗
※食事は要予約。写真の食事は、日替わり定食にオプションで刺身(二人前)を追加。
~3日目 式根島~
3日目の朝食はひだぶんでいただき、島の特産品を買って帰ろう!ということでスーパーおくやまでお土産を探すことに🛍️
すると「地鉈漬ツマミタラ・エイヒレ」という初めて見る商品があったので、すかさず購入しました。
式根島の大人気焼酎「地鉈」を使った、お酒のあてにぴったりなおつまみとのことで、
実際食べてみると手が止まらず、気づいたらなくなっていました。
※現在はアンテナショップ「東京愛らんど」で販売中です
おくやまから出るとドライブ中のご住職にばったり会い、思わず「ご住職ー!」と叫んでしまいました😂
たった一日で声を掛けられる人を見つけたんだと思うと、嬉しくなったと同時に、島の密さにさらなる魅力を感じました。
最後は「ファミリーストアみやとら」で買った島のり弁当を昼ご飯にいただきました。
島のりがふんだんに使われた磯の香りがしっかりと感じられる、たたきや明日葉の天ぷらものったボリューミーなお弁当でした!
この2泊3日を振り返ると、温泉などの物理的な温かさに加え、
島民や観光客の方々との交流で生まれる温かさもたくさん感じられる秋冬旅だったと思います。
暑い夏にはしゃげる島も魅力的ですが、秋冬ならではの温かみに触れられる島も良いなと思いました。
~参考リンク~
新島について
式根島について
大島・利島観光コラム(1日目)はこちら (2日目)はこちら (3日目)はこちら
神津島観光コラムはこちら
三宅島の観光コラムはこちら
御蔵島の観光コラムはこちら
青ヶ島観光コラムはこちら