NHK BS「ぼっちドクターに弟子入りしてみた!〜東京・新島〜」にて新島が紹介されました
11月23日(土)放送のNHK BS「ぼっちドクターに弟子入りしてみた!〜東京・新島〜」にて、新島が紹介されました。
新島で唯一の医者・”ぼっちドクター”である張耀明さんは、
内科や外科、産婦人科、歯科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、小児科、整形外科など、
多岐にわたる診療を行う総合診療医です。張さんは島民の健康を幅広く支えています。
今回、張さんのもとに東京の大学病院で勤務する星名克祐さんが1か月間弟子入りしました。
星名さんは自身が進む診療科をまだ決めかねている状況でした。
張さんの診療の特徴は、患者のライフスタイルや趣味などもカルテに記録することです。
「運動してください」という指示は患者にとってハードルが高いと感じさせることがありますが、
「趣味を楽しむために体を動かす」という形にすることで、取り組みやすくなるのだそうです。
雑談を通じて得た情報を治療に活用する姿勢は、星名さんにも新鮮な学びを与えました。
さらに張さんは、高齢の患者に対して病状や薬に関する重要な情報を大きな文字でモニターに表示したり、
メモを渡したりして、視覚情報でもわかりやすく伝える工夫をしています。
また、張さんが特に大切にしているのは、患者自身が病気や治療法に関心をもち、管理できる「患者力」を高めることです。
その結果、処方される薬について詳しい患者も多いといいます。
弟子入りした星名さんも島民の診療を通じて、雑談の重要性や情報の視覚化の効果を実感しました。
そして、どの診療科でも患者の背景を知ることが重要だと気づき、今後もその姿勢を大切にしたいと語っていました。