炊飯器が作る、あしたばと豚の角煮
伊豆大島の方から、島の人は豚の臭み消しにあしたばを使うと聞きました。生姜を使わなくてもあしたばの香りで、臭みの全くない角煮ができます。 炊飯器に水を入れるときは、豚肉がかぶる+2センチの水!豚肉が水から顔を出したまま炊くとその部分がパサつきます。あしたば(野菜)は2回目の炊飯時に。出来上がって保温のまま晩御飯まで放置すると、さらに肉は柔らかくなり、熱々のまま食卓に出せます。煮汁が余ったら、ゆで卵を浸して、味玉を作ってみてください。ラーメンなどのトッピングに。
材料(4人前)
- 豚バラブロック肉
- 500g
- あしたば(伊豆諸島産)
- 1袋
- はちみつ(砂糖もOK)
- 大さじ3
- めんつゆ(3倍濃縮)
- 80㏄
- 島塩
- 小さじ2
作り方(2時間程度)
- 1.豚バラブロック肉を2センチ幅に切る。5合炊き炊飯器の底に豚肉を敷き詰め、はちみつ大さじ3をかける。
- 2.炊飯器に水を入れる。豚肉がかぶる+2センチの水を入れる。普通にご飯を炊く要領で「炊飯」スイッチオン。
- 3.40分後位に炊ける合図が出たら蓋を開けて一旦スイッチOFF。水分蒸発して豚肉がすれすれかぶっている位の水位になっている。
- 4.あしたばを葉と茎の境目で切る。茎はさらに2分の1に切る。茎を豚肉の間に入れて、葉は落しぶたをするように上に敷き詰める。
- 5.めんつゆ80CC、島塩小さじ2を入れて、ふたたび炊飯スイッチオン。炊けましたの合図で完成。
- 6.炊飯器の機種にもよりますが、熱いまま再び炊飯ボタンを押せないようになっています。めんつゆ、あしたばで温度が下がってから。